むつかしいことはよくわかんない

何かに理由を付けたとしても、それはつねに後付なのかもしれないね。あるいは、正しいこと知りたい症候群。

それによって世界は豊かになったんだけれど、でもまぁ、エキセントリックでパラノイアだけが生き残れるこの世界だから、次の世代は激減だ。何故なら、そんな人は少ないから。

搾取したいなら、君の言うところの馬鹿な人間をたくさん残しておいた方がいい。
ウィットの富んだ会話を楽しみたいということと、世界を持続可能なままにしておきたいということは、共存できない問題だから。それはわかっていると思うのだけれど、知らないフリですか。

スピリチュアルな世界の中で、僕の奥さんは美輪明宏の名前が思い出せなくて「ほら、あの、大山猫の人」と言っていた。江原はダメらしい。でも、美輪はイイらしい。山猫的なあの人は、若いうちに死んでしまった方が伝説になったかもしれないね。今でもある意味で伝説化しているのだろうけれど、それって幸せなことなんだろうか。