Premenstrual syndrome of eternity.

女装した男の人に最初に惹かれたのは、小学二年生の時。
運動会の種目に仮装競争みたいなものがあり、年長のたぶん六年生あたりの男子児童がおひめさま役をやった(やらされた?)姿を見て、僕は激しく興奮してしまったことを覚えている。


とても惹かれた。


それ以来、ずっとこの性癖は続いている。
だけど、いろいろと方針は変わってきている。
というか、自分で自分のことがわかってきた、ということであろう。


詳しくは、おいおい。


僕がまだ小学生だった頃にはじめてのスカートをはいた。
その頃は好奇心だった。ように思える。


単純に、スカートをはく感触ってどんなんだろう? と思った。


確か、小学六年生。
学校から帰って、他の家族が誰もいないことを見極めて、母親のスカートをタンスから出してはいた。
ふーん、という感じで、すぐに戻したと思う。


それからたまに、部屋の壁にかかっていた妹の服を着た。夜中にコッソリと。家族が寝静まった後にコッソリと着るのだ。


これもまた、ただ着て、終わり。


そんな時代だった。


中学生の時代、母親の鏡台の中にウィッグがあった。
弟は、割と平気で、それをかぶって外に出られるようなメンタルな持ち主だったので、やや羨ましかった。もっとも、弟の容姿を羨ましいと思ったことはない。


中学時代の僕は、
母親のボディスーツを着たり、母親のブラウスを着たり、母親のスカートを穿いたり、ちょっとだけ口紅を塗ってみたりもしていた。


そんな日々だった。