ふたりで過ごした夏は、これで何回目になるんだろうかと、そんな普通の恋人たちのような会話をするわけでもなく、互いの夏は無為無策のまま過ぎていく。 ただひとつ確かなことは、僕は素のままの君にはあまり興味がなく、あくまでもメガネをかけたままの君に…
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